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草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • 滋賀県
  • 〒525-0025 滋賀県草津市西渋川1-23-23 A-SQUARE SARA南館 2F
  • 077-561-6570
  •  10:00~21:00

お知らせ一覧

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ポール・デュカス(デュカ)/ピアノソナタ 変ホ短調

スタッフTKのオススメクラシック 2018.6.12 Vol.7

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ポール・デュカス(デュカ)/ピアノソナタ 変ホ短調(その1)
 デュカス(1865-1935)はパリに生まれたフランスの作曲家。一番有名でよく知られている曲は『魔法使いの弟子』というオーケストラ曲で、ディズニーの音楽映画「ファンタジア」の中で、見習い魔法使いのミッキーマウスがひどい目に合う…といえば、曲名や作曲者を知らなくてもピンとくる方がおられると思います。
 今回紹介するのはピアノソナタです。フランスの作曲家でピアノソナタ? 思い浮かぶ人物が他にいるでしょうか? しかし、このデュカスのソナタはフランス風と感じる所はあまりありません。実はデュカスはフランスの楽譜出版社からベートーヴェンのピアノソナタ全集の校訂を行っていたため、この曲はベートーヴェンの、しかも後期のピアノソナタを思わせる、重厚で長大な(全4楽章、演奏時間50分弱‼)作品なのです。
 あまり速くないテンポで憂鬱な雰囲気の第1楽章、静かで瞑想的な第2楽章、力強く急速なテンポのトッカータ風な第3楽章、この楽章の中間部はフーガが使われています。
 そして終楽章、ベートーヴェンのピアノソナタのいくつかが終楽章に重心を置いているのと同じように、この楽章は長い序奏から始まり(この部分は展開部後半で再び現れます)、だんだんテンポが速くなって、シンコペーションのリズムが特徴の第1主題、長調に転調し、広大な大海原を思わせる第2主題(再現部の第2主題が聞きどころの1つです)、そして第3主題(ソナタ形式の分析では一般的ではありませんし、この曲についての解説がほとんどないため、私独自の解釈ですが、こうするときれいに説明できます)、とても力強い推進力のある主題、そしてオクターブの跳躍がカッコいい結尾部を経て展開部に入ります。展開部でもシンコペーションのリズムが執拗に使われ、若干テンポが速くなって冒頭の序奏部分が推進力をもって再び現れます。そして再現部、第1主題と第3主題は提示部とほぼ同じなのですが、第2主題が音源を聴いただけではどうやって弾いているのかわからない、すごい仕掛けがあります。そしてコーダは第2主題のメロディやシンコペーションを中心としながらも次々と新しいモチーフが現れ、ひたすら盛り上がって終わる直前の突然の中断(ここもグッとくるポイント!)。最後は変ホ長調の輝かしい響きの中堂々と曲が終わります。

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モーツァルト フラグメント集

スタッフTKのオススメクラシック 2018.6.5(県祭りの日) Vol.6

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • モーツァルト フラグメント集(その1)
  • モーツァルト フラグメント集(その2)
 今回紹介する「フラグメント」とは曲名ではありません。この言葉は“断片”や“未完の”という意味で、モーツァルトは数多くの作品を(完成させて)後世に残した一方、何らかの理由で作曲を中断あるいは放置されたものが少なからず存在します。その中でも有名なのが映画『アマデウス』で取り上げられたレクイエムですが、これはモーツァルトの死によって未完に終わったので、今回紹介するフラグメント作品とは少し意味合いが違います(手塚治虫の絶筆となった漫画「ルートヴィヒB」にも、そのことが少し触れられています)。
 例えば1789年の春、モーツァルトはある人物から作品の依頼を受けます。その内容は『私の娘のためにやさしく弾けるピアノソナタを6曲作ってほしい』というものでした。もしかしたらこの依頼人は前の年にモーツァルトが作曲した、ソナチネアルバムにも載っている ハ長調K.545のソナタを知っていて依頼したのかも知れません。そしてモーツァルトはこの依頼に応えようと作曲したのか、数小節で中断しているものが、幾つか残っています。それらはどれも初見で弾ける程簡単なものばかりですが、結局モーツァルトは(やさしい)ソナタを1曲も完成させることは出来ませんでした。しかしその後モーツァルトは、自身最後となるピアノソナタを1曲書き上げています。それがニ長調 K.576のソナタです。この曲は依頼のやさしい曲への反動なのか、モーツァルトのピアノ作品の中でも演奏技術がもっとも難しい曲となっています。

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シューベルト 3つの連弾曲

スタッフTKのオススメクラシック 2018.5.25 Vol.5

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

今回紹介する作品、3曲セットではないのですが、いずれもシューベルトが亡くなった年、1828年に作曲された連弾曲の重要なレパートリーとなっている曲です。実はシューベルトの最初の作品は歌曲ではなく連弾曲(幻想曲 ト長調 D.1 1811年作曲)なのです(歌曲も同じ年に4曲作曲していますが…)。つまり連弾曲も歌曲同様シューベルトの短い生涯に渡って作曲されたジャンルと言えます。それではそれぞれの曲紹介を。

 ・幻想曲 ヘ短調 D.940(Op.103)
 シューベルトの連弾曲のみならず、すべての作曲家の連弾曲の中でも、最も重要な作品として位置づけられている曲です。1曲の連弾曲としては長めの約20分程の作品で、冒頭の気だるい雰囲気のヘ短調の部分、突然半音高い嬰ヘ短調に転調して緊張感あふれる音楽が展開するLargoの部分、そして中間部 カノン風の進行が特徴的な疾走感に充ちたAllegro vivace、冒頭のメロディーが短く再現された後、怒涛の展開を見せるフーガ(!!)、クライマックスはフーガが頂点に達した所で突然中断され、みたび冒頭のメロディーが流れたあと、さびしく曲が終わります。

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ベートーヴェン/レオノーレ序曲 第4番

スタッフTKのオススメクラシック 2018.3.19 Vol.3

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ベートーヴェン/レオノーレ序曲 第4番(その1)
  • ベートーヴェン/レオノーレ序曲 第4番(その2)
ベートーヴェンはその生涯で交響曲を9曲、ピアノソナタを32曲(以上)、弦楽四重奏曲を16曲も作曲しましたが歌劇(オペラ)は1曲しかありません。ベートーヴェンはその「フィデリオ」というタイトルのオペラ用序曲を4曲作曲しています。最終的にオペラの序曲となった「フィデリオ序曲」、そしてその前に作曲された「レオノーレ」序曲第1~3番です…
 今回紹介する「レオノーレ序曲 第4番」は、特に有名で単独でもよく演奏される「レオノーレ序曲 第3番」を基にして、1950年代にイギリスで始まった『ホフナング音楽祭』の第3回公演で演奏されました。このホフナング音楽祭とは“冗談音楽”というジャンルの演奏会で、真面目にふざける、例えば第1回公演では伝説のホルン奏者デニス・ブレインがホルンではなく水道用のゴムホース(!!)を使って協奏曲のアレグロ楽章を見事に吹ききったり、また「有名協奏曲」という作品では独奏ピアニストがグリーグを、オーケストラがチャイコスフキーのピアノ協奏曲をそれぞれ演奏し始めるが、お互いがまったく譲らずに曲が進んでいく…という具合です。
 さて本題の「レオノーレ序曲 第4番」ですが、この曲は原曲の聴きどころであるトランペットのファンファーレにスポットを当てた作品です(ネタバレ)。この曲を演奏しようと企画した演奏会の主催者が、ファンファーレを担当するトランペットのエキストラを雇ったが、一人でいいのに手違いで当日、何人ものトランペット奏者が会場に集まってしまった。しかもこの曲を吹いたことや知っているものが誰一人としていなかったので、曲のいたるところでファンファーレを吹き始めてしまう。さらに本当に吹かないといけない所では誰も演奏しないという、原曲を知っていれば、とっても楽しめる曲です。残念ながら現在CDやDVDなどの音源は取り扱いなしという状況ですが、一聴の価値はありですよ。

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ロッシーニ/4つのデザートと4つのオードブル

スタッフTKのオススメクラシック 2018.1.4 Vol.2

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ロッシーニ/4つのデザートと4つのオードブル(その1)
  • ロッシーニ/4つのデザートと4つのオードブル(その2)
今年没後150年を迎える作曲家ロッシーニのピアノ曲集です。
ロッシーニといえばオペラのイメージが強いですが、そのオペラの作曲を最後の作品『ウィリアム・テル』でやめる(まだ37歳の頃(!!))と、その後は声楽曲やピアノ曲などの、しかも小品だけを作曲していきます。
 それらの作品は『老いのいたずら(あやまち)』と名付けられ、この曲集は第4巻にあたります。タイトルは風変わりですが、内容はまともで、演奏会や試験で取り上げてもおかしくない、しっかりしたピアノ作品です。
 最大の特徴は全8曲のうち、変奏曲が3曲あることで、特にオードブルの2,4曲目がオススメです。この2曲は一般的な変奏曲とは少し異なり、主題(前半,後半)の後半だけが変奏されていくのです(前半も曲が進むにつれ、少し変わりますが…)。
 他にレスピーギがオーケストラ用に編曲した叙情的なデザートの2曲目、楽しいオペラアリアをピアノソロにしたようなデザートの3曲目(実際に歌詞(?)が書き込まれています)、オペラ序曲のように次から次へいろいろなメロディが現れるオードブルの1曲目もオススメです。

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ドビュッシー/ピアノ三重奏曲 ト長調

スタッフTKのオススメクラシック 2018.1.1 Vol.1

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ドビュッシー/ピアノ三重奏曲 ト長調(その1)
  • ドビュッシー/ピアノ三重奏曲 ト長調(その2)
 今年2018年はフランスの作曲家クロード・ドビュッシー(1862-1918)の没後100年です。「月の光」、「アラベスク」、「亜麻色の髪の乙女」などのピアノ曲が有名ですが、オーケストラ曲から声楽曲まで、いろいろなジャンルで作品を残しています。
 今回紹介するのは ピアノ三重奏曲。ドビュッシーの室内楽曲ではヴァイオリンソナタや弦楽四重奏曲が有名で、このトリオは演奏される機会があまりない曲です。
 実はこの曲はドビュッシーが18歳(!!)の頃に作曲してから100年以上楽譜が行方不明となり、1986年に初めて楽譜が出版されたのです。今年没後100年にあわせて少ないながらもCDが何枚かリリースされていますので、もし聴く機会があれば、第3楽章アンダンテ・エスプレッシーヴォがオススメです。癒されますよ。

 ちなみに私のお気に入りのドビュッシー作品は、
・神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープと弦楽合奏のための)
・風と海との対話(「海」より第3楽章)

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ショパン/即興曲第3番 変ト長調 Op.51

スタッフTKのオススメクラシック 2017.3.11 Vol.0

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

今年度(2017年)のPTNAの課題曲が発表になりました。その中に私のお気に入りの曲があったので、今回はこの曲を紹介します。即興曲第3番はショパンの作品の中ではかなりマイナーな部類に入るもので、4曲ある即興曲でも全曲を取り上げないかぎり、単独で演奏されることはあまりありません。
 作曲されたのは1842年で、ショパンの晩年のころ、英雄ポロネーズやバラード第4番と同じ時期の作品です。
 またこの曲はピアニストによってテンポの解釈の違いが大きい曲で、最初に出版された楽譜には速度標語として「Tempo giusto」としか書かれてなく、例えば速い演奏でサンソン・フランソワの4分16秒、ゆっくりした演奏でマレイ・ペライアの6分29秒となんと2分以上の差があります(この曲は繰り返しがないので、繰り返しの省略でのタイムの違いはありません)。
 オススメの演奏は上記のペライアです。コルトーやフランソワの速い演奏の後で聴くとその違いにビックリしますよ。
2017.3.11 Vol.0

草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • スタッフがヤマハリニューアルピアノ・再調整ピアノで曲を弾いてみました!



ヤマハのリニューアルピアノ・再調整ピアノで
草津A・SQUARE店のスタッフが名曲を演奏してみました。
ぜひ音の良さを動画で感じつつ、お買い求めのご参考にどうぞ。


ドビュッシー /子供の領分 ゴリウォーグのケークウォーク
Debussy/Claude Achille:Children's corner "Golliwog's cakewalk"


再調整ピアノ

■UX3(1984年製) ¥430,000(税抜)

仕上げ:鏡面艶出し
寸法:高さ131㎝×幅154cm×奥行65㎝
重量:242kg

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草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ファーストアルバムのエネルギー(その1)
私は概してアーティストのファーストアルバムに惹かれます。多くは洗練されておらず、荒っぽいのかも知れませんが、その中にそのアーティストの込める物凄い勢いのようなものを感じずにはいられません。
70年代から80年初頭のロックのアルバム中心になりますが、キングクリムゾン、レッドツェッペリン、ローリングストーンズ、モトリークルー、キッス、クイーン、ボンジョヴィ、ボストン、ヴァンヘイレン、ポリス、ピーターガブリエル、ナイトレンジャー等々は、純なサウンドとチャレンジャブルな意志が存分に感じられ、何度聞いても飽きない楽しさにあふれているように思うのです。
上記のボンジョヴィとボストン、それからキングクリムゾン以外はほとんどは、粗削りで云々、、という評価があるように思われ、後の名盤、名作に注目があつまりがちです。

初々しければそれで良しとは思えませんけれども、イッパイイッパイな飽和感がある、といればいいのか、ヴァンヘイレンやモトリークルー、クイーンなどはもうまさにそんな感じの飽和感、ウインナーをボイルしたぷりぷり感の心地よさに近いものがあるように思います。

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草津A・SQUARE店/ミュージックサロンA・SQUARE

  • ギター弦は太いほうが太い音する??(その1)
ギター弦はピックと同じで色んなゲージ(太さ)や弦のメーカーや材質による種類があって、楽しくも選ぶのに迷いがちですよね。
特にアコースティックギターの場合は、あまり太いゲージというか、自分にとって太いと感じるものはやる気の問題に至るくらい悩ましくもあります。
ご自身にとって太いゲージはテンション(弦のハリ)が強いと押さえにくく、しっかりした音も出ません。
大昔は、力をつけて云々という考えかたもありましたが、今はもう、楽にいこうじゃあないですか。

つらいものはつらい。つまり、細目の弦に張り替えてしまえばいいわけです。
例えば標準的な(と考えられ、現在も多くのメーカー出荷時の太さ)アコギのゲージである012(0.012インチの直径という意味です)という1弦から始まるものを、011に変えてみましょう。するとどうでしょう。押さえる感じがずいぶん変わりませんか?
それでもまだ、ということならハイ、まだ細いゲージは市販されています。010を張ってみてください。もうここまでくればギター自体を別のに変えたくらいのインパクトがあると思います。そのくらい全然違ってきます。

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