2019.2.1 京都駅ほのぼのブログ
髪を切ることについて(ミュージックサロン京都駅)
こんにちは。
今日の担当は くろきん です。
前回ヘビーな内容で書くと宣言しましたが、前言撤回します。
作風を変えて、女子みたいなブログにしてやろうと思います。
先日、髪を切りました。
とくに美意識があるわけでもないので、髪を切る場所にこだわりがまったくありません。
今は近所のサロンとやらに行くことが多いです。
過去には行きつけになろうと何度も通ったお店もありましたが、突如、あぁ・・自分の居場所はここでない気がする・・と急に冷めたりします。
むしろ、はじめましてのお店で、はじめましてのスタイリストさんに、任せてます。
オーダーは「だいたい2ヶ月ぐらい伸びてまして、中を刈ってもらってます。宜しくお願い致します。」以上。抽象的。
切ってもらっている間は、何も喋りません。すんと真顔。
シティボーイに憧れているので、その思いを汲んでくれているのか、だいたいポパイかブルータスが目の前に置かれます。
ひたすらそのシティボーイ的ノウハウを読んで、だいたい読破したころに声がかかります。「後ろはこんな感じでどうでしょうか?」
後ろも何も、前も横もその時はじめて目の当たりにします。
そして一言。「いい感じです(軽く微笑みながら)」。きっと店員さんは、「この人笑うんやぁ・・」と驚いている事でしょう。
どんな風に仕上がっても、何も文句は言えません。
はじめましての人が、あんな適当なオーダーに精一杯答えてくれたのだから。
同じオーダーなのに、やっぱり全然仕上がりが違うんです。
前髪を切りすぎた時も、襟足が無駄に長い時も、その時々しか見られない自分の姿に笑えます。
・・・
そしてわたしが一番楽しみにしていること、シャンプー。施術前のパターンもありますが、断然術後シャンプー。後シャン。
ベストは手の大きい女性アシスタントさん。
頭を人に委ねるのってどうしてあんなに落ち着くのでしょう。この時が一番猫に生まれたかったと思う。
・・・
最後のドライヤーとスタイリングの時間。ここがリピありかの分水嶺になってきます。
わたしは天然パーマです。ドイツ系。
下手な乾かし方だと毛先が明後日を向きます。あなたとはもう会う事は無いでしょう。
上手く乾かしてくれて、ひとこと「良いくせ毛ですね」。もしも犬だったら、しっぽをぶんぶん振っていることでしょう。
・・・
中学の時、思春期の急激なホルモンの変化についていけませんでした。こんなに髪が暴れるとは。
あまりに自分の髪質が嫌いで、学校に行きたくなくなったり、人前に出ることすら嫌いでした。
大学生の時、そんな自分を捨てるため、意を決して、大阪のど真ん中の美容院に行きました。
そこには、手の大きい、乾かし上手な女性スタイリストさんがいらっしゃいました。
その人に、おそらく生まれて初めて自分のくせ毛を誉めてもらいました。「良いくせ毛ですね。」
その人、今はお店を離れ、アメリカでバンドを組んでいるんだとか。(うそ)
ともかくその人はどこかへ行ってしまったわけで、もう会えないわけです。
ふと思うわけです。その言葉が無かったら、今の自分はいなかったのではないかと。
斉藤和義のベリーベリーストロングが流れてきます。
・・・
以上。
あ、うちのスタジオ、ネット予約はじめました。 ホッ○ペッパービューティーみたいでしょ。(笑)
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