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レコメンドアイテム詳細

「琴が奏でるおめでたい調べ~令和、美しき時代に~」

2019年12月4日リリース

三条本店 CD・DVDフロア

  • (その1)
「琴が奏でるおめでたい調べ~令和、美しき時代に~」
演奏:杉浦充 共演:美和円香

美しく、優雅な琴の調べ。新しい時代、令和の門出に──

新しき時代、令和に於ける初めての新春の門出を祝う、美しき琴の調べ。
新曲「令和、美しき時代に」を始め、純邦楽、童謡・唱歌の定番曲を収録しました。

■本作に寄せて■
「日常の中で、そしておめでたい日に、日本における最も歴史のある和楽器のひとつである「箏(こと)」の音色とその音楽が、当たり前のように聴かれ、また耳に入ることを願って本作品の制作に当たりました。
箏という楽器のことをよく知らない、今まで触れたことも聴いたこともない。そんな方々にひとつの入り口として、このアルバムを手に取っていただければ幸い至極です」
──杉浦充

■アルバム内容■
 2012年12月リリース「琴が奏でるおめでたい調べ決定盤」がベストセラーを続ける、杉浦充、待望の新作となります。
今作も前作同様、琴のみの演奏です。演奏はソロ演奏から、杉浦本人の多重奏による演奏、また共演に美和円香を迎えての、2人の奏者による演奏など、多彩な演奏形態が聴き所です。
 収録曲は、おめでたい日に相応しい楽曲を中心に収録いたしました。
収録曲の内、「黒田節」「元禄花見踊り」「越天楽」はメロディーを重視した演奏を試み、より楽曲に親しみ易さを感じて頂けるようにしました。
また、今作のための新曲「令和、美しき時代に」は、新しい時代、令和が平和で実り多い時代になるように、こころを込めて演奏しました。
さらに、アルバムラストの「ひだまり~ひとつの愛、ひとつの心~」は、ひだまりのような、優しく、温かい暮らしが、当たり前のようにどこにでも存在するように祈願しながら演奏をしました。
 今作は、純邦楽のスタンダードから、お馴染みの童謡・唱歌、オリジナル曲まで、親しみやすい楽曲を箏で奏でることにより、おめでたい日をさらに素敵に彩る、素晴らしい1枚に仕上がっております。

 なお、箏といえば従来は十三弦の箏を指しますが、本作では二十弦、十七弦の箏も使っております。この事に関して、演奏者の杉浦は、
「従来の十三絃箏から改良発展、開発された二十絃箏、そして低音の十七絃箏を重ねて録音することにより、ふくよかで幅と奥行きある箏の音の響きを目指しました。
 また、単音の美しさに加えて、コードによるハーモニーの美しさを、多絃の箏を使用することで目指しました。」と述べています。

■杉浦充プロフィール■
 NHK邦楽技能者育成会34期の修了、NHK邦楽オーディションの合格、賢順記念全国箏曲コンクールの入賞などを経つつ94年よりプロとしての活動を開始。ソリストとして、また様々な邦楽ユニットのメンバーとして全国各地の公演に参加出演。海外においても10ヶ国を越える国で演奏を果たし好評を博す。
 ライブ活動と合わせてCD等の音源制作も多数あり、自主制作のほか、リスペクトレコードからリリースのアルバムの制作にも参加している。また、全邦連主催「和楽器による作曲コンテスト」では3年連続入選を果たす。
 平成27年豊橋文化奨励賞受賞。生田流箏曲峰と海の会主宰。愛知県豊橋市在住。

■収録曲■
① 令和、美しき時代に (二十絃箏ソロ) 作曲:杉浦充
このアルバムの表題曲。新しい世紀、令和に捧げるオリジナル曲です。美しいメロディーが印象的です。
② ふじの山 (二十絃箏二重奏) 作曲:不詳
1911年に刊行された『尋常小学読本唱歌(二)』が初出の童謡です。二重奏のアンサンブルが美しく響きます。
③ 新高砂 (箏ソロ) 作曲:寺島花野(初世)
1807年頃に作られた、箏のための曲です。新春らしい優雅な演奏です。
④ 元禄花見踊りによる箏三重奏曲 (箏1、箏2、十七絃箏によるアンサンブル) 作曲:杵屋政次郎(三世) 編曲:杉浦充
長唄舞踊曲で、1878年に初演されました。華やかなアンサンブルが聴き所です。
⑤ 花 (二十絃箏二重奏) 作曲:滝廉太郎
1900年刊行の歌曲集(組歌)「四季」の第1曲目として発表されました。二重奏のアンサンブルが美しく響きます。
⑥ 黒田節による箏独奏曲 (箏ソロ) 編曲:坂本勉
オリジナルの「黒田節」を坂本勉氏が編曲しました。大変情緒的な仕上がりです。
⑦ 越天楽による箏三重奏曲 (二十絃箏、十七絃箏、箏によるアンサンブル) 作曲:不詳 編曲:杉浦充
雅楽の演奏曲として知られるこの曲の主旋律は、管楽器で奏でますが、今回は箏で演奏しました。
⑧ 春が来た (二十絃箏ソロ) 作曲:岡野貞一
1910年刊行の唱歌教科書に収録された、童謡・唱歌です。大変優雅な仕上がりです。
⑨ 千鳥(波)~春の曲(手事) (箏本手、箏替手) 作曲:吉澤検校(二世) (「春の曲」手事補作:松坂春栄)
胡弓のために書かれた「千鳥」と、箏の曲として知られる「春の曲」のメドレーです。2人の演奏の掛け合いが聴き所です。
⑩ 八段 (箏本手、箏替手) 作曲:八橋検校(伝)
末広がりの「八」が、富士(不死)を連想させる、おめでたい曲です。大変優雅な演奏です。
⑪ ひだまり~ひとつの愛、ひとつの心~ (二十絃箏、十七絃箏によるアンサンブル) 作曲:杉浦充
今作のためのオリジナル曲。ささやかな幸せが続きますように、願いを込めて演奏しました。

※ 絃数表示のない箏は十三絃になります。
※ 4、7、9、10曲目は、美和円香との共演

RES-322
2019年8月録音作品|アルバム・曲解説付き(日本語・英語)


リスペクトレコード