2019.1.11 京都駅ほのぼのブログ
ミュージックサロン京都駅
こんにちは。
本日のブログは くろきん が担当いたします。
ブログ2回目です。
ネタまだまだあるし余裕やろって思ってましたが、いざ文章に起こすとなるとディスプレイの前で硬直します。
いやはや伝えたいことを文章にするのって難しい。物書きさんはすごいなぁ。
皆様は文章を読むのはお好きでしょうか。
わたしは好きです。
小説しかり、曲の歌詞の言葉遊びとか大好きです。
そんな文字好きのあなたにおススメの一冊!?
筒井康隆「残像に口紅を」
筒井さん、有名な「時をかける少女」の作者さんです。
今ではハイヒールさんの番組でコメンテータとしても幅広く活躍してらっしゃいますね。
本作は文章の中の「文字」(五十音から順不同でひとつずつ)が消えるごとに、小説の中のその「文字」のつく物体(名前や概念すら)が消えていく。
例えば、物語冒頭で既に「あ」が無くなります。
ということは、「愛」「コアラ」「ロシア」などが消えております。
こういった流れの中で主人公は出来る限り普通に生活していくお話です。
ちなみに主人公はこの設定を理解している、メタ的視点を持っています。
・・・読みたくなった方もいらっしゃるんではなかろうか。。。
作者さんも何を伝えたいのか、定かではない、というか無い、実験小説です。
最高の言葉遊びです。
こんな作品を世の中にバチコーンと出す筒井さん。超かっこいいっす。
というわけで、、終わり(笑)
ありがとうございました!
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